マダニによる感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」による死者が4人相次いだとの報道があった。
昨年の夏キャンプの時にマダニ2匹に寄生(足と横腹)されていた。
キャンプ中は寄生されているとは気づかなかった。と言うか、足の方は怪我でもして皮が剥けたのがくっついていると思っていた。
キャンプから戻り、久しぶりのお風呂。
足の違和感が洗った時に痛みを感じる。
皮が剥けているなら、削いじゃおうかなと思って良く見ると皮では無さそう。
じゃあ何?
横腹にも同じような違和感あり。
明らかに何かがついているようだけど、良く見えない位置。
指で引っ張ってみても取れる様子は無いし、ちょっと痛い。
風呂から出て、椅子に座り足の方を近づけて良く見ると灰色のゴマのような物がついている。
そのゴマの横には均等に筋が並ぶ、足?
虫??
インターネットで調べるとフタトゲチマダニだった。
中国でSFTSウィルスを感染させたダニらしい。
画像は止めておきます、気持ちの良い物では無い!
直ぐに取りたかったが、取れないのである。
マダニは牙を刺して血液を吸うがその口が釣り針のように返しがあり、なおかつセメント物質を出して宿主に寄生しつづけ、そのまま何日も吸血を続けるらしい。
無理に取ると口の部分だけが肌の中に残るとの記述もある。
弱った!
それでもと、足の方は良く見える位置なので焼き殺す事に
ガス式の半田鏝で焼いた。
流石に死んで取れたが、全てがうまく取れたのかは不明。
自分も少しその部分が微妙に火傷をした感じもある。
横腹のは見るにも見られないような位置なので、明日医者でとて貰う事にする。
どの道、感染症になってはいけないので薬等は必要になるからね。
翌朝、ゴマは豆になっていた。
献血はするが、ダニに血をやるのはごめんだ!
朝一番で近所のかかりつけ医へ
あまりこんな事で来る人もいないようで、先生も調べながら処置法を決めているようだ
口が残ってはいけないので、ピンセット二つを使って抜く事に
口先に細い物と胴体にもう一つを挟んで一気に抜いた。
ルーペで口先等が肌に残っていないか良く確かめて、消毒し塗り薬。
昨晩、取った足の方も確認してもらって、こちらも消毒と塗り薬。
感染症治療薬クラビット錠とペニシリン系抗生物質サワシリン錠を処方してもらって様子を見る事になった。
その後、特に体調が悪くなる事は無かったので、事無きは得たようであった。
さて、マダニを何処で貰ったか?
キャンプ地は太田山だったが、太田山でのキャンプは数知れず。
今までにマダニうんぬんの話は聞いた事が無い。
思いつくのは、今回のキャンプで流しそうめんをやりたいとの希望があり。
近くの小川の竹藪に竹を切り出しに自分とM隊長だけが入った。
たぶんそこでついたんじゃあ無いのかな?
肌はそんなに露出させてはいなかったんだけど、油断大敵である。
ボーイスカウト活動をしていれば自然を相手にした脅威には当然さらされる。
スカウトハンドブックの救急法に載っているツツガムシもダニの種類だがマダニよりもはるかに小さく、ほとんど見えない位の大きさらしい。
それを怖がっていては活動は出来なくなってしまう。
活動はアクティブに行うが予防法はバッチリで、万が一には応急処置をしっかりとできる体制の安全対策を施して活動は行うようにしよう。
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